マインド・サイエンス独自の催眠療法とは・・・・。
“心の病”やどうしようもない“精神的な苦痛”は治せます!!
諦めないでください。
あなたが “なぜ苦しんでいるのか” その答えも見出すことができます。
過去にどこかで催眠療法を受け、治らなかった方も、
催眠にうまく入れなくて諦めた方も、治すことができるのです!!
諦めないでください!!
ぜひ、著書「心の病は治せる」(出版社:本の泉社)も読んでいただき、諦めることはないのだと、希望を抱いてほしいのです。これまでは、望んでも無理だと、自ら言い聞かせるように諦めて過ごすしかなかったと思います。
でも、道はあるのです。乗り越える方法があるのです。
もう一度、幸せな未来の夢を心に抱いてください。もう、悩まなくていいのです。
あなたが望むなら、変えられない世界はないのです!!全てが可能なのです!!
催眠療法といえば、どのようなことをするのか不安で躊躇される方も多いでしょう。
また、催眠をかけて暗示を与えることで別人のように変わったらどうしようという心配なイメージもあります。
もちろん、人は変わることができます!
しかし、暗示だけではその変化をそのまま継続させることは無理なのです。
“心の病”や“精神的苦痛”の原因を、単なる暗示だけで消し去ることも無理なのです。
持続的に原因を消し、心を変え、人生を変えるためには、暗示以外にいくつかの働きかけが必要です。
なぜ暗示だけでは不十分なのでしょう?!
それは、“トラウマ”と呼ばれる存在と精神的苦痛の影響によりダメージを受けるヒトの“脳細胞”の存在です。
まず初めに、
“トラウマ”と呼ばれている“心の傷”は、症状や苦痛を作っています。
その多くは、意識されない過去の記憶や抑圧された感情からの働きかけです。
“心の傷”による後遺症としてのPTSD(心的外傷後のストレス障害)も同じで、
直接的な暗示だけでは解消できません。症状を作っている心の中の原因が無くならないからです。
心の深層の領域に視点を向け、無意識と呼ばれる世界に働きかけるには、
適切な暗示と同時に、意識による無意識領域の心の理解と整理、そして、感情の納得
がなければ、人の心は簡単には変容しません。
人が変わるということは、現実や人との関わりにおいて、これまでとは違った対処の仕方も学び、修正しなければなりません。(認知の修正)
さらに、脳内のダメージをしっかりとケアしてやる作業も残ります。
“心の傷”とは、人のどこに付いている傷のことなのでしょう。
その傷とは、実は人の脳の細胞(ニューロン)の不適切なネットワークと細胞の萎縮(脱落)と、脳内の神経伝達物質(脳内ホルモン)のバランスの崩れや受容体の破壊による減少や変容、etc.なのです。
なぜ心の病は治せるか、どのようにすれば治せるのかの説明の前に、
ここで少し、脳について語らせてください。
伝えたいことがいっぱいあります。
少し長い説明ですが、どうか我慢して読み続けてください!!
心の病とは・・・・。トラウマとは・・・・。
人の心は、脳の活動によって生み出されています。
最近の技術的な進歩で、視覚的に脳の活動や疾患部分を見ることができます。
そういった脳科学の進展によって、心という精神の複雑な働きが、実は、脳の高次機能と脳内伝達物質(ホルモン)などに密接に関連していることが分かってきました。
もちろんそれだけではなく、ゲノム解析の飛躍的進展により心を分子生物学の分野でも捉えることができるようになり、遺伝要因と環境要因による影響も論じられています。
たとえば、
脳内の神経伝達物質セロトニンを増やすことによって、
“うつ”や“強迫観念”や“不安”などの症状が軽快するのです。
またこういった症状が起きているときに、脳内の様子もfMRIやPETなどで、詳細に脳内の状況を観察できるようになっています。
そして、こういった病を作り出しやすい傾向が、生まれつきの気質(形質)と生育環境によって左右されていることも分かってきたのです。
私たちが子供時代に、もし記憶に残っていない慢性的なストレスに曝されていたとしたら、そのときの脳内でどのような現象が起きていたのでしょう。
子供時代のトラウマ(精神的外傷)は、
成長過程において、脳内の神経細胞に不適切な回路網を形成していくのです。
そして、不適切な回路網(ニューラル・ネットワーク)はその場所によって、思考や判断、感情の表出などの精神世界に悪影響を作り出すのです。
また、脳内神経伝達物質である、さまざまなホルモンの不安定な分泌によって気分の障害を起こし、また、ストレスホルモンの過剰な分泌によって脳細胞の受容体に悪影響が及び、
情動系(大脳辺縁系)の混乱を招くとともに、自律神経系と内分泌系のストレス反応による症状(様々な心の病や身体疾患)を作り出します。
何故そういう気持ちになるのか、何故そういった決断をしてしまうのか、
何故このような感傷的な気分になるのか、人は自分ではわからない“なぜ”が多くあります。
そうした様々な感情は、
すべて意識できない(無意識の)情動系(大脳辺縁系)から生じているのです。
こういった無意識の感情に人は逆らえないのです。逆らうことができるとしたら、
自分の感情傾向を理解して適切なコントロールができるように、理性の場である前頭前野が 自己の感情傾向を把握しておくことが必要なのです。
したがって、その為に自分の情動系に形成されたトラウマの認識は必要なのです。
人は知らず知らずのうちに、心の内から沸き起こる感情に支配されています。
そしてその心の内はトラウマとまでは呼べないような、乳幼児から成長過程に経験した 些細な感情や不安や恐怖という情動を、その人独自の形で保持しているのです。
“無意識”とは、意識することができない脳機能の世界です。
ところで、心で起きている感情を意識化するとはどういうことでしょう。
たとえば、脳の情動系で発生する喜怒哀楽、好き嫌い、恐怖などの感情や本能の情報は ニューロンの神経細胞により視床を経由して前頭葉に伝達されます。
そして、前頭葉での電気刺激が、約500ミリ秒(1秒は1000ミリ秒)持続されたときに その感情を意識化することができるという事実が分かってきました。
ということは、
脳内で起こっている感情のすべてを、わたしたちは意識していないのです。
今までみなさんはこうした脳内の現実を知らなかったと思います。
でも、サブリミナル効果という言葉を聞かれたことがあると思います。
約100分の1秒ほどの短い時間で、映像を繰り返し見せられると、脳は意識化できないまま、その映像の影響を確実に受けてしまいます。
それゆえ、脳のこういった現象を利用したコマーシャルは法律で禁止されています。
しかし、トラウマの心(脳)への働きかけは、この原理と同じように、
意識化されないまま進行し、心はトラウマの影響を受けてしまっているのです。
1秒以内の短い時間であっても、脳内で繰り返されたネガティブな感情は、
自らの心の中(脳内)で繰り返され、無意識の中に形成されてしまうのです。
私たちの毎日の生活で繰り返される不満やいじけ、怒り、嫉妬、などの情動ストレスは、 普通は前頭葉で制御され、そう長くない時間とともに穏やかな心理状態を取り戻しますが、
ストレスが強い場合やトラウマが絡んでいる場合には、なかなか治まらないのです。
情動系と呼ばれる大脳辺縁系で激しく繰り返される感情はなかなか静まらないのです。 特に、トラウマが原因となり発生している場合、トラウマを作った出来事と情動の記憶と
が抑圧され(忘れ去られ)ているので、理性の場である前頭前野では、情動の興奮を抑える 理由が見つからないのです。
また、情動系の持続された激しい活性は、脳内にCRFというホルモンが多量に分泌され 前頭葉への血流を阻害するため、血液が流れない前頭葉はしっかりと働けなくなります。
それゆえ、理性(前頭葉)による感情のコントロールが不能の状態になっているのです。
たとえば、
子供時代に、親に対して、「もっと自分の事を見て欲しい」とか「かまって欲しい」と 望んでも満足できなかったまま諦めることを学んだ過去があったとします。
ところが自分では、その問題は「諦めることで解決した」ように思っていたり、成長とともに 「別にどうでもいい」と感じていたりしても、意識されない心の世界でその欲求は
繰り返されているか出番のチャンスをうかがっているのです。
その子供時代の満たされなかった欲求は、自分にとって大切な人との関係において無意識のうちに要求されるようになっていきます。
しかし、その要求の仕方が本質的には子供時代の再現でしかないために、自己主張ができず、相手には分かってもらえず一人悩み、相手に対し不満を持つようにもなるケースがあるのです。または相手に強く要求し、相手を困惑させ苦しめていてもなかなか治まらないものです。
自分の心の働きが自覚されていないために、相手だけを責めてしまいつつ苦しんでいます。
そのように、人の心(脳)の中では、ほとんど意識されないままいろんな欲求が渦巻いています。
それ以外にも、 人は自分の心で生じる世界のほんの一部分のみ意識化して人生を送っているのです。
昔から、氷の世界に例えられ、意識は氷山の一角で、その水面下に大きな無意識の世界が隠れているといわれていたことと同じなのです。表現を変えれば、
“無意識の世界”とは意識されていない脳の働きであり、前頭前野(理性)が関知できない 状態での情動と本能の世界なのです。
そうして、こういった情動系の混乱(認知的不協和)が脳内でストレスを作り
“心の病”や“精神的な苦痛”や“不適切な人間関係”を作り出しているのです。
現在、脳科学の急激な発展で“心の病”といってもそれは確実に脳にダメージを受けているということがわかってきました。
これまで、心理学の分野で培われてきた心というものの研究が、脳の高次機能として説明できるようになってきました。
心理学的に分析されていた、理性や感情という心の働きも、深層心理の無意識の働きも 人間の脳が作り出している高次機能として説明がつくようになってきています。
現在、“心の病”という精神や身体的な症状で苦しんでいるときに、
脳のどのような部分が連結し異常な興奮を起こしているとか、
どの部位の脳細胞にダメージがあるとかを捉えることができる時代になったということです。
こうした現代の医学検査機器の進歩のおかげで、これまで深いベールに包まれて、
心理学的アプローチしかできなかった心の病やもっと重症な多くの脳の病気なども、
どのようにして治していくかという方向性が見えてきました。
しかしまだ脳のダメージを修復する医学的方法は、外科的手段に限られています。
薬も、症状を緩和させますが、治していることにはなりません。副作用も出ます。
しかし心配しないでください。長期の心の病で脳にダメージを受けたとしても、
脳外科や、投薬以外に治す方法はあるのです。
私たちの脳細胞は、ダメージを受けたり壊れたりしてしまっても、 ストレスの原因を見つけて楽にしてやることで回復します。もちろん回復の時間は個人差があります。
また、回復できない部位もありますが、その場合は催眠状態を活用することで、効率よく早く 壊れていない別の神経細胞とネットワークを作ってやればよいのです。
よほど手遅れになっていない限り、治せる見込みは十分にあります。
もともと私たちの脳は、成人後は一日約10万個の脳細胞が壊れているのですから・・・。
といっても驚かないでください。人間の脳細胞の数(100億個〜1000億個とも言われています)からいって、全部無くなるまでには約300年~3000年はかかるのです。
しかし、長期のストレスによる脳細胞の破壊は、加齢による脳細胞の死滅とは違い、避けなければなりません。
そうしなければ、多くの心身の病気を作り出します。
慢性ストレスの、脳への影響はほって置くと本当に恐いのです。
ただ、予備の脳細胞が数多くあるということと、部位によっては修復が可能だということが救いなのです。
ゆえに、催眠療法があるのです。
心の病の修復・改善は“催眠”が作り出す脳内変化が非常に効果的なのです。
心をストレスから解放し、脳のダメージに対処して、脳を少しずつ正常な状態に戻し、 心の病や精神的苦痛を治すということはそう簡単なものではありませんが、
私は、これまでも、ずっと以前から独自の催眠療法で治してきました。
もし今、あなたが精神的な悩みに苦しんでいるとすれば、一日も早く苦痛から解放され、 元気になって、生きがいある人生を歩んで欲しいのです。
皆さんが、正しく効果的な催眠療法を受けられることを心から願っています。
正しい知識に出会っていただければ、心の病や苦痛から救われるために、迷いや不安を抱かずに、治癒への積極的な行動が取れるのです。
脳科学の進歩にともない、これまでの暗示中心の催眠療法のあり方を根本から見直して、 本当に役立つ催眠療法を世に示さなければいけないと思っています。
昔から指摘されてきた催眠療法の欠点というものがあります。
それは、強引に、または繰り返される催眠下での暗示により、何らかの症状が消えても その効果は一時的であり再発してしまうことが多々あることや、治ったかに見えた症状が別の症状として現れたり、違う場所に転移するという現象が、催眠療法の欠点もしくは問題点としてかなり昔から指摘されてきました。
まだ脳の働きがよくわかっていなかった昔は、トラウマの本質や気質による症状の多様性、そして脳機能や脳神経伝達物質の役割などが、よく分からないまま理論的に無視されていたから仕方なかったとも言えます。
昔流のやり方では治らなくって当然だといえるのです。
わかりやすく言えば、もし深い催眠に導かれた人が暗示によって動物にされたとして、催眠を解かないままにしていると、その人が動物として生き続けていくはずはないでしょう。
なぜなら、その人に内在する人間としての自我が、催眠を仮に解かなくっても催眠時の暗示の効果を消し去ってしまいます。
それと同じ心の原理で, トラウマという症状を作り出している原因やその他の要因を心の中に残したままでは、人は症状から解放されることはありません。
ましてや、どんなに強力に催眠の暗示を与えたとしても、催眠暗示だけでは、一時的に抑えられるだけで、深いトラウマが存在している場合やその他の原因によって、時間の経過とともに症状を再発させるか違った形に変容させていくでしょう。
これは、深層心理学的に見ても脳科学的な視点で見ても、症状を作り出している原因を しっかりと捉えて、原因の解消が十分になされていない結果なのです。
心(脳)の機能を考慮して、催眠性暗示だけではなく、理性と感情に適切に働きかけ、心に理解と納得をさせてやることで原因(トラウマ)をほぐし、心のしこりが取り除かれるのです。
正しい理論のもとで行う催眠療法は、決して再発しない理想的な治癒技術なのです。
マインド・サイエンス独自の催眠療法における理論は、
最新の脳科学を研究すればするほど 見事なまでに裏づけされてくるのです。
心の病による、脳細胞のダメージや壊死、脳内ホルモンの調整、自律神経失調の調節等は、 マインド・サイエンス独自の理論によってトラウマなどの原因を排除して、心の状態を
楽にしてやれば、ストレスも抑制され正常な精神状態が戻ってきます。
催眠の理論とテクニックを個人の総合的特性に合わせうまく活用すれば、健全な心身を取り戻せるのです。
マインド・サイエンスの催眠療法により
なぜ“心の病は治せる”のか、ご理解いただけたと思います。
マインド・サイエンスで実施する催眠療法は、いわば脳科学に裏付けされた独自な理論で、 退行催眠の手法を使い、過去に形成されたトラウマを見出すとともに、なぜ、そういった環境や出来事がその人にとって深い心の傷となり、いまも影響を続けているのかという真の原因を追究します。
人は同じ環境や同じ精神的苦痛によって、同じ病的な結果を生むことはありません。
心の病を治すためには、または、どうしようもない精神的苦痛から開放されるためには、 その原因となっている正体と、なぜそのような原因が作られていったかの理由を明確に理解
しなければなりません。
そうした意識化された理性で、新たな生活態度やものの見方、適応の仕方を学ぶことで、 今後に繰り返されることがないようにすれば、開かれた精神世界を取り戻せるのです。
そのときに、自分の生まれつきの性格傾向や脆弱傾向を正しく認識し、人の評価を気にした 生き方や人まねではない、自分にあった独自の心地よい生き方を見いだすことです。
そういった気付きと改善(認知の修正)を、催眠状態を活用しながらマインド・サイエンスでは行います。
催眠状態で作られる変性意識(催眠性トランス)下では、先に説明した、情動系への働きかけが容易なのです。いわゆる感情の納得が容易です。
それゆえ、情動系の異常興奮の条件回路を抑え症状を緩和し治すことができます。
また、
トランス状態では意識による反発も少なく、悟りに似た受け入れが起こります。
退行催眠によりしっかり思い出され意識化された過去の記憶と感情(トラウマ)は、
催眠性トランス下での適切なカウンセリング(心理療法)により前頭葉で整理され、
今後の人生に影響を及ぼさない単なる過去の出来事の記憶に変わっていきます。
ここで重要なのは、マインド・サイエンスの独自な催眠療法としての心理療法の内容と 催眠活用の技術なのです。それは脳の理性と感情に働きかける催眠テクニックなのです。
催眠性暗示は、深い催眠状態に導かなくても十分に脳に働きかけることができます。
それは、一般に催眠に入りにくい人にも十分な効果をあげることができるのです。
総合的に考慮された心理療法は、トラウマなどにより形成された歪んだ環境適応を改め、 本来のその人に適した正しい適応手段に改善させていきます。
そのような指導によって、ストレスによる脳環境の悪化を生じさせないようにすれば、 もう、心の病やPTSDなどの精神的苦痛などに悩むことは生涯なくなるのです。
現代の脳科学によって裏づけされる理論と技術を背景に、最適な催眠療法を実施すれば、 意識と感情の正しい関係を取り戻し、無意識内の葛藤や混乱を調整し、あらゆる心の問題(病)を治すことができるのです。ぜひ信頼し、お任せください。